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最近私のところにご相談の来る方の約9割くらいの方が現在の会社に勤務中であり、何かの理由で転職を考えて行動している方です。現職中の方の割合が増えている傾向があります。

ちなみに残りの1割の方は既に退職していたり、その流れでアルバイトをしていたり、知り合いの会社の手伝いをしている方です。

「最近」と敢えて書いたのは、コロナ前やコロナの初期と比較して会社の業績悪化や業態転換などでのリストラが減っているからです。それだけ、企業の人手不足感が高まっているのだと思います。

テレビでもタクシーの運転手さんやトラックドライバー、建設労働者の不足をたびたび目にします。


さて現職の方が現在の会社に見切りをつける理由は実に様々です。

この転職理由を分析して敢えて二つに分けると、否が応でも転職をしないといけない切羽詰まった理由の場合と、自分のこれからの人生を考えた時に転職の選択が頭に浮かんでいることに分けられます。

どちらがいいとか悪いとかは一概に判断はできません。

しかし、現職中の方は絶対にやってはいけない転職というものがあります。

それは、確たる自分の人生、未来を考えずに何かの理由(会社関係や、家庭の事情などの個人的な理由も)で自分の弱い気持ちが出てしまい、今の仕事から逃げてしまうことです。


過去何度もこのブログで書いているように、転職とは自分の最高のパフォーマンスを発揮してもダメな場合に考えることであり、またその気持ちを維持して転職活動に臨まないと面接で落とされてしまうということです。

弱く、逃げた状態で転職活動をすると面接官に必ず伝わります。

仕事や家庭に問題があると、それを理由にして逃げたくなるのは人間の性(さが)です。

しかし、それがこれからの永い未来を台無しにしまうことがたくさんあるのです。

もし、そういう状況に陥っているなら、自分で判断せずに専門性のある方に相談してみると良いでしょう。

ちなみに専門性のある人と敢えて書いたのは、友人や家族はある意味、状況を総合的に理解していない場合は無責任だからです。

その点は相談相手をしっかり吟味してください。


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アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏
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