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東北地方のある中堅精密機械メーカーに勤務しているFさん(男性 40代後半)は、もともと新卒で超大手企業に入社して企業の成長過程の中で総務関係の仕事に就いていました。

40歳の時に早期退職制度で退職していますが、その理由については私もはっきりと理解できませんでした。本人曰く、40歳を境に新しい企業で実力を試してみたいとのことでしたが、実は面談を進めて行くと、その理由が後で推察されました。

というのも、その後転職した2社では当初の仕事を減らされたり、自分では結果を出したとのことですが、左遷のような転勤を命じられての退職となっているからです。

そして、現在の企業でも直属の上司から嫌われて仕事を取られてしまっていて、最初の話と違う仕事に就いているために辞めたいとのことでした。

この方は、大変気性が激しいようで、優秀な大学を卒業して既婚でお子さんもいる社会人とはとても思えないような言葉遣いや話しぶりでした。

転職のご相談でお会いしましたが、当社ではクライアント様にはご推薦出来ないと判断しました。


*おそらく実際の企業の面接では普通の話し方をされるのだと思いますし、学歴や大手企業の在籍の経歴で過去の転職はできたのだと思います。しかし、入社すると自己中心的で荒っぽい個性がでてしまい、上司は部下として扱いにくさを感じてその結果干されてしまっているのです。

転職エージェントとの面談を軽く見たために、自分の弱いところを自らさらけ出してしまったのです。
転職エージェントとの面談は一次面接だと思って臨むこと。そして人格の陶冶は敢えて私が言うことではありませんが、どこかで気が付かないと人生を台無しにしてしまうと思います。



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アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏
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