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考えてみれば転職という事態は、特に中高年では本当に人生の大変化です。

転職を考えるのも、転職した後も、若い時のそれとはまるで違います。

何が違うかというと残された人生の時間です。もう一つは、ビジネスマンとしてプロのレベルを問われると言うことです。

それが、転職の重みになってくるのです。

私は、このブログで何度か問いかけています。
あなたは今の会社に七年我慢しましたか?と。

「石の上にも三年」は転職市場において40歳を過ぎた方にはまるで役に立たない格言です。

五年は最低必要です。

人生の重みを考えると、七年はとても長い時間です。
そこを乗り越えている人は、他の大抵の環境でもやっていけます。

三年持たない人の多くの人は、また転職を繰り返すでしょう。

三年は他人も自分も騙せるのです。

七年は残された時間を考えてみると自分で納得出来なければ、悩みながら過ごせる時間ではありません。
この長い時間、難しい環境の中で自分を活かすために悩み苦しみながら成長していくのです。そしてあなたはスキルだけでなく、諦めないことを自分の勲章にできるのです。


いやならやめろ。

そう言う考え方もあります。たしかに。

でもそれは無責任ではないかと私は思います。
なぜなら「あの人は周りに適応できない人。我慢強くない人。嫌われる人」という有り難くない勲章をもらってしまうからです。




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アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏
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